もつ鍋に合うきのこの種類は?定番から意外な組み合わせ、おいしく仕上げる選び方まで紹介

もつ鍋に入れるきのこ、いつも同じ種類になっていませんか?定番のえのきやしめじはもちろん、しいたけ、舞茸、エリンギなども、もつの脂と相性がよく、スープに深い旨みを加えてくれるんです。

きのこは種類によって香りや食感、スープの吸い方がかなり違います。選び方と入れるタイミングを少し意識するだけで、いつものもつ鍋がぐっと本格的な味わいに。今回は、定番から意外な組み合わせまで、もつ鍋に合うきのこを詳しく紹介します。

もつ鍋に合うきのこの基本と選び方

まずは定番のえのき・しめじ

もつ鍋のきのこ選びで迷ったら、まず試したいのがえのきとしめじです。どちらもクセが強すぎず、しょうゆ味、みそ味、塩味など、さまざまなスープに合わせやすいきのこなんです。

えのきは細い形状のおかげでスープが絡みやすく、つるっとした食感を楽しめます。一方のしめじは、ほどよい歯ごたえと穏やかな香りが特徴。えのきのなめらかさと、しめじの食感を組み合わせると、鍋の中にメリハリが生まれます。

香りや旨みを足すならしいたけ・舞茸

きのこの風味をしっかり感じたいときは、しいたけや舞茸を選んでみてください。しいたけは独特の香りと肉厚な食感があり、もつの濃厚な脂にも負けません。薄切りにするとスープになじみやすく、厚めに切れば存在感が残ります。

舞茸は香りが豊かで、ほぐした部分にスープがよく絡みます。もつ鍋全体にきのこの風味を広げたいときにぴったりです。ただし、香りが強めなので、最初は少量から加えるのがおすすめ。入れすぎると、もつやニラの風味が隠れてしまうかもしれません。

選ぶときは「食感の違い」を意識

きのこを複数使うなら、同じような食感のものばかりにしないことがポイントです。えのきのつるっとした食感、しめじの弾力、エリンギのコリコリ感というように、違うタイプを組み合わせると食べ飽きにくくなります。

目安としては、2〜3種類を合わせると味と食感のバランスが整いやすいでしょう。きのこを主役にしたい日は多めに、もつやキャベツを主役にしたい日は1〜2種類に絞る。そんな調整も楽しいですよ。

定番から意外な組み合わせまでおすすめの種類

えのき・しめじ・しいたけの王道トリオ

迷ったときに頼りになるのが、えのき、しめじ、しいたけの組み合わせです。それぞれの個性がわかりやすく、もつ鍋らしい濃いめのスープにもよく合います。

えのきはスープをまとって口当たりをなめらかにし、しめじは噛むほどに風味が広がります。しいたけは具材としての満足感があり、少量でも鍋全体に香りを加えてくれる存在です。キャベツ、ニラ、にんにくとの相性もよく、定番具材を崩さずにボリュームアップできます。

エリンギを加えて食べ応えアップ

意外と使いやすいのがエリンギです。もつ鍋に入れると、コリッとした歯ごたえが楽しめます。肉厚な部分を縦に切れば、見た目も食感もまるで新しい具材のよう。もつのぷるっとした食感とは違うアクセントになります。

エリンギは香りが控えめなので、味のバランスを崩しにくいのも魅力です。みそ味やしょうゆ味のもつ鍋はもちろん、辛味を加えたスープにもよく合います。きのこをたっぷり食べたいけれど、香りの強い種類は苦手という方にも向いています。

舞茸やなめこは味変感覚で

舞茸は、いつものもつ鍋に香りの変化をつけたいときに便利です。しめじやえのきと一緒に入れると、きのこの旨みが重なって、スープに奥行きが出ます。特に、だしをきかせたしょうゆ味や塩味と好相性です。

なめこも、意外ながら使える種類。とろみが出るため、スープが具材に絡みやすくなります。ただし、入れすぎると鍋全体が重たく感じることがあるので、少量を仕上げ近くに加えるのがコツです。

さらに、旬のきのこや数種類のきのこミックスを使う方法もあります。味に変化が出るだけでなく、冷蔵庫にあるきのこを無駄なく使えるのがうれしいところですね。

きのこをおいしく仕上げる下ごしらえと入れ方

洗いすぎず、汚れを落として食べやすく

きのこは水分を含みやすいため、基本的には水で長く洗わないほうが風味を保ちやすいとされています。表面の汚れが気になる場合は、乾いたキッチンペーパーなどで軽く拭き取れば十分です。

石づきがある種類は、硬い部分を切り落とします。えのきは根元を切って食べやすくほぐし、しめじや舞茸は手で小房に分けましょう。しいたけは軸も細く裂けば使えます。軸の部分にも香りがあるので、捨てずに活用したいですね。

入れる順番は「火の通りにくさ」で決める

きのこは種類によって火の通り方が異なります。しいたけやエリンギのように厚みのあるものは、スープが煮立った早い段階で入れると、ほどよくやわらかくなり、味もしみ込みやすくなります。

しめじや舞茸も、もつやキャベツと同じタイミングで加えて問題ありません。えのきは火が通りやすいので、食べる少し前に入れると、つるっとした食感を残せます。なめこを使う場合は、最後のほうに加えて温めるくらいがちょうどよいでしょう。

入れすぎないことも大切

きのこは加熱するとかさが減るため、つい多めに入れたくなります。ただ、種類を増やしすぎると、それぞれの香りがぶつかってスープの印象がぼやけることもあるんです。

2〜3人分なら、きのこ全体で150〜250gほどを目安にすると、もつや野菜とのバランスを取りやすくなります。もちろん、きのこ好きなら増量しても大丈夫。キャベツや豆腐など、ほかの具材との割合を見ながら調整してみてください。

種類別に楽しむもつ鍋の組み合わせと手順

あっさり味ならえのき・エリンギ

塩味やだしをきかせたあっさり系のもつ鍋には、えのきとエリンギがおすすめです。えのきでスープのなじみをよくし、エリンギで食べ応えを加える組み合わせ。きのこの香りが強すぎないため、もつの甘みやスープの風味を楽しみやすいでしょう。

作るときは、鍋にスープ、もつ、キャベツ、エリンギを入れて煮込みます。具材に火が通ってきたら、えのきとニラを加えて、さっと煮れば完成です。仕上げに黒こしょうや少量の柚子こしょうを添えると、後味が引き締まります。

濃厚な味ならしいたけ・舞茸・しめじ

みそ味やにんにくをきかせた濃厚なもつ鍋には、しいたけ、舞茸、しめじの組み合わせがよく合います。香りと旨みが重なり、しっかりしたスープにも負けないきのこ鍋になります。

しいたけは薄切り、エリンギは食べやすい短冊切り、舞茸としめじは小房に分けておくと、火の入り方がそろいやすくなります。最初にしいたけとしめじを入れ、途中で舞茸を加えると、香りが残りやすいですよ。

基本の作り方とシメまでの流れ

まず、きのこの石づきを取り、食べやすい大きさに分けます。鍋にスープを温め、下処理したもつ、火の通りにくいきのこ、キャベツやごぼうを入れて煮込みましょう。

具材に火が通ったら、えのきやニラを加えます。きのこは煮すぎると食感がやわらかくなりすぎることがあるため、種類ごとに時間をずらすのがコツです。

具材を食べ終えたあとは、きのこの旨みが溶け込んだスープでシメを楽しめます。ちゃんぽん麺はもちろん、ごはんと卵を加えた雑炊もおすすめ。舞茸やしいたけを使った鍋なら、シメまで香り豊かに仕上がります。

もつ鍋ときのこについてよくある質問

Q1. もつ鍋にきのこは何種類入れるとよいですか?

2〜3種類が使いやすい目安です。えのき、しめじ、しいたけのように、食感や香りの異なるものを選ぶと、味に奥行きが出ます。

1種類だけでももちろんおいしく食べられます。冷蔵庫にあるきのこを中心に、もつやキャベツとのバランスで量を決めれば大丈夫です。

Q2. きのこは先に炒めたほうがよいですか?

そのままスープで煮てもおいしく仕上がりますが、しいたけやエリンギを軽く炒めてから加えると、香ばしさが増します。ごま油を使う場合は、入れすぎるともつの脂と重なるため、少量にしましょう。

手軽さを重視するなら、炒めずに加えて問題ありません。きのこの風味をすっきり楽しみたいときは、直接煮る方法が向いています。

Q3. きのこを入れるとスープが薄くなりませんか?

きのこは水分が出るため、具材をたくさん入れるとスープが少し薄く感じられる場合があります。最初からスープを入れすぎず、煮込みの途中で味を見て、しょうゆやみそ、塩などを少量ずつ足すと調整しやすいでしょう。

きのこを入れた直後ではなく、具材に火が通ってから味を確認するのがポイントです。最後に味を整えれば、きのこの旨みが溶け込んだ満足感のあるスープになります。

まとめ

もつ鍋に合うきのこは、えのき、しめじ、しいたけをはじめ、舞茸やエリンギ、なめこまで幅広くあります。定番を選ぶならえのきとしめじ、香りを足したいならしいたけや舞茸、食べ応えを出したいならエリンギがおすすめです。

2〜3種類を組み合わせ、火の通りにくいものから鍋に入れるだけでも、仕上がりは変わります。次にもつ鍋を作るときは、いつもの具材にきのこをひとつ追加するところから始めてみてはいかがでしょうか。思った以上に、スープの味わいが深くなりますよ。

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