
もつ鍋はお店で食べるもの、と思っていませんか。実はホットプレートがあれば、家でも意外と手軽に作れるんです。
具材を切って、重ねて、スープで煮込むだけ。大きな鍋を用意しなくても食卓の真ん中で仕上げられるので、家族や友人と囲む料理にもぴったりですよ。
今回は、初心者でも失敗しにくいホットプレートもつ鍋の作り方を紹介します。もつの下処理や火加減、美味しく仕上げるコツまで、順番に見ていきましょう。
ホットプレートでもつ鍋を作る基本
ホットプレートが向いている理由
ホットプレートでもつ鍋を作る魅力は、なんといっても食卓で完成することです。具材を入れたらふたをして加熱し、食べながら追加できるので、最後まで熱々を楽しめます。
また、底面が広いぶん、キャベツやもやしをたっぷり並べやすいのもポイント。深い鍋ほどスープを多く使わずに済むため、具材のうまみが濃く感じられます。
基本の具材と味付け
2〜3人分なら、牛もつは300g、キャベツは1/2玉、もやしは1袋、ニラは1束ほどが目安です。にんにく1〜2片、赤唐辛子少々を加えると、もつ鍋らしい香りとピリッとしたアクセントが出ます。
スープは、鶏がらスープの素大さじ1、しょうゆ大さじ3、みりん大さじ2、酒大さじ2、水500mlを合わせると作りやすいですよ。味の濃さは、もつや野菜の量に合わせて調整してください。
もつ選びで味が変わる
初めてなら、下処理済みと表示された牛もつを選ぶと安心です。脂が多い小腸はコクが出やすく、ぷるっとした食感も楽しめますが、脂が気になる場合は大腸やミックスホルモンを選ぶ方法もあります。
購入後は冷蔵品でも早めに使い、においや色に違和感があるものは避けましょう。鮮度のよいもつを使うだけで、鍋全体の仕上がりがぐっと変わるんです。
材料の準備ともつの下処理
野菜は大きめに切る
キャベツは4〜5cm角のざく切り、ニラは4〜5cmの長さに切ります。もやしは水でさっと洗い、水気をしっかり切っておきましょう。
野菜は加熱するとかさが減るため、最初は多く見えても大丈夫です。ごぼう、豆腐、きのこを加えるのもおすすめですが、具材を入れすぎると火が通りにくくなるので、まずは基本の量から始めてください。
もつの臭みを抑える方法
下処理済みのもつでも、気になる場合は沸騰した湯で1〜2分ほど下ゆでします。ざるに上げたら、ぬるま湯で表面の脂や汚れを軽く洗い流し、水気をキッチンペーパーで拭き取ります。
下ゆですると余分な脂が落ち、スープが重たくなりにくいのがメリットです。ただし、ゆですぎると脂のうまみまで抜けるため、短時間で十分ですよ。
スープは先に混ぜておく
しょうゆ、みりん、酒、鶏がらスープの素、水は、加熱前にボウルなどで混ぜておきます。調味料を順番に入れるよりも味が均一になり、ホットプレートの上で慌てずに済みます。
にんにくは薄切りかすりおろしにします。香りをしっかり出したいならすりおろし、食べやすくしたいなら薄切りにするなど、好みで変えてみてください。
初心者向けの簡単な作り方
具材を重ねて加熱する
まずホットプレートを中温に設定し、中央にもつを広げます。続いてキャベツ、もやし、にんにく、赤唐辛子の順に重ね、合わせておいたスープを全体に注ぎます。
具材を重ねるのがコツです。もつの脂やうまみが下から野菜にしみ込み、キャベツやもやしがしんなりしていきます。最初から混ぜる必要はありません。
ふたをして野菜をしんなりさせる
ふたをして、まず5〜7分ほど加熱します。野菜から水分が出てくるので、スープが少なく見えても、すぐに水を足さなくて大丈夫です。
キャベツがしんなりしたら、全体を大きく混ぜます。もつが重なっていると火が通りにくいため、菜箸でほぐしながら、中心までしっかり加熱してください。
ニラを加えて仕上げる
もつに火が通り、野菜が柔らかくなったら、最後にニラを加えます。ニラは火が入りやすいので、仕上げに入れると鮮やかな色と香りが残ります。
味見をして、薄ければしょうゆを少量、濃ければ水やだしを少し加えます。グツグツ煮立て続けるとスープが煮詰まるため、食べるときは弱めの中温にしておくと安心です。
美味しく仕上げるためのコツとアレンジ
火加減は「沸かしてから弱め」が基本
最初から強火にすると、スープだけが先に煮詰まり、もつが硬くなったり野菜が焦げたりすることがあります。最初は中温で温め、沸いてきたら弱めの中温に落とす流れがおすすめです。
ホットプレートは機種によって温度の上がり方が違います。焦げそうなときは温度を下げ、スープが足りないときは熱湯を少しずつ足してください。
味変で最後まで飽きない
取り皿にすりごま、黒こしょう、柚子こしょうなどを加えると、同じ鍋でも印象が変わります。辛い味が好きなら、ラー油や輪切り唐辛子を少し足すのも美味しいですよ。
にんにくの量は、食べる人に合わせて調整しましょう。子どもと一緒に食べる場合は唐辛子を控え、取り分けたあとに大人用だけ辛味を足すと食べやすくなります。
締めは麺やごはんで
具材を食べ終えたら、ちゃんぽん麺や中華麺を加えると、もつのうまみが溶けたスープを最後まで楽しめます。麺を入れる前に、脂が多すぎる場合は表面を少しすくっておくと、食べやすくなります。
ごはんを加えて卵でとじれば、雑炊風にもできます。スープが少ないときは水と鶏がらスープの素を少量足し、味を見ながら整えてください。
ホットプレートもつ鍋のよくある質問とまとめ
Q1. もつが硬くなる原因は何ですか?
加熱しすぎや、最初から強火で煮立て続けることが主な原因です。もつに火が通ったあとは弱めの温度を保ち、食べる分だけを温めるようにすると、硬くなりにくいですよ。
Q2. スープが少なくなったらどうしますか?
熱湯を少しずつ加え、味が薄くなったらしょうゆや鶏がらスープの素で調整します。冷たい水を一度に入れると温度が下がるため、できれば熱湯を使うのがおすすめです。
Q3. もつが苦手な人も食べられますか?
豚バラ肉や豚しゃぶ肉に置き換えると、もつ鍋風の味わいを楽しめます。キャベツ、もやし、ニラ、にんにくを組み合わせれば、具材が変わってもコクのある鍋に仕上がります。
ホットプレートのもつ鍋は、具材を切って重ね、ふたをして煮るだけ。下処理と火加減を押さえれば、料理初心者でも無理なく作れます。
まずは基本のしょうゆ味で試して、次は辛味や麺、ごはんでアレンジしてみてください。食卓の真ん中で作る楽しさも、ホットプレートもつ鍋の大きな魅力なんです。

